中学入試
関西圏では、兵庫県、大阪府、京都府、奈良県が2018年は1月18日に入試が解禁され、2019年では1月19日が入試解禁日です。
最難関校は解禁初日に一回だけ入試を行うことが多く、難関、上位校は初日か二日目に第一回入試を行い、複数回実施しています。中堅校では、総合的に学力を評価するものや算数1教科のみ入試を行うところもあります。
最近では、午前入試だけでなく午後から入試を行う学校も増えています。
偏差値
中学入試の偏差値は受験者の数が少ないこともあり、大学入試の模試などと比べて制度が高いことが多いです。ただし、偏差値があまり高くなくても、そもそも中学受験をする児童は少数であるため小学校のクラスの中では上位に位置していることが多いです。
なお、複数回数入試が行われる学校の場合は、回を追うごとに偏差値が高くなる傾向がありますので、初回の入試偏差値を参考にしましょう。
中高一貫校
中高一貫に大きく二種類あります。共学校と男子校女子校の別学校があり、最難関校の多くは男女別学校ですが、最近では共学校も難度を上げています。一部には、男女別々の校舎で学び、部活動などで共学する学校もあります。
中高一貫校で多くを占めているのが中学校が高校の中に併設されている併設校です。高校でも入試を行い、高入生が加わる学校もあります。小学校や幼稚園から一貫教育を行い、内部進学が可能で大学まで進学できる大学附属の一貫校も多くあります。大学に進学する場合、希望の学部に進むには高校の成績や統一試験による考査が行われるのが一般的です。
学校公開
偏差値だけではなく、志望校の校風が合うかどうかも学校を選択する際に重要なポイントとなります。成績のみで考えると入学後にミスマッチが生じる可能性があります。志望校を決める際には、実際に学校に足を運び、学校の雰囲気を知っておくことが大切です。通常、保護者への学校説明会が複数回設けられています。